クラシックギター講師市川亮平のブログ

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zoom RSS ナチュラルデクレッシェンド練習曲ニ長調、ホ短調

<<   作成日時 : 2016/02/05 22:07   >>

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減衰楽器の減衰によるデクレッシェンドを利用したカンタービレやルバートに似た表現を
勝手にナチュラルデクレッシェンドと名付け、
練習曲まで作ってしまいました。
別で作っている終止の資料にこれが必要なので先に作りました。

最初はこの曲で勉強してもらおうと楽譜も作ったのですが、
それだと学ぶ時期が、初心者から始めると1年半〜2年位かかってしまうので、
今回もっと親しみやすい曲にしました。

この練習曲を作った大きな理由は、
生徒の皆さんに、
無理やりではなく、自然に生まれる自分独自の演奏表現というものを身につけて欲しいからです。


大学時代、先生が「音楽の根源は自分の中から自然に生まれてくる歌だ」と仰ったのですが、
その自分の中から生まれるはずの歌う演奏表現がよくわからなくて苦しんだ経験があります。
こうかな?こうかな?と無理やり歌う様に弾こうとしていましたが、
録音を聞くと全くだめでした。

今、ようやく少しずつわかってきました。
本当に自分の中から生まれてくるものでした。


才能のある人は最初からそういうものを持っているのかもしれませんが、
自分のような普通の人間は沢山練習して、沢山演奏を聞いて、沢山の経験をしてようやく湧き出す、
頑張って掘っていかないと見つけ出せない温泉の様なものな気がします。

じゃあ長い年月をかけて掘っていかないと自然湧いてくる歌う表現は身につかないのか、
と考えましたが、別のアプローチを探してみることにしました。
もちろん掘る作業は絶対に必要なものです。


でも、自分は時間がかかってしまいましたが、
生徒さんがそれを身につけるのを早められれば、と思い作ったのがこの練習曲です。


終止で表現の型を作りますが、その型ともクロスしつつ、
その枠内でもその人だけの表現が出来る奏法、
そして場合によっては、
その型を壊して枠から抜け出すための手助けをしてくれる奏法、
そうなると思って作りました。



取り組む時期はカルカッシのエチュード1番が終わってからになります。

ラグリマ冒頭がわかりやすいので弾いてみました。
画像

1回目が普通に弾いたもの、2回目がナチュラルデクレッシェンドを使ったものです。
http://www.ichikawa-cgt.com/lagrimanatural.mp3

こんなことして良いのかな、と思いますが、私が無知なだけかもしれませんが、
自分の伝えたいことを一言で伝えられる適した言葉が存在しないので仕方ありません。
楽譜上の表記はN.D.になります。


レッスン用に弾き方の説明用のページをもう2ページ作っていますが、
サイトでは1年間は説明なしの楽譜と音源のみ公開となるかと思います。

まだ未確定要素があり、1年かけて完成させます。
ナチュラルデクレッシェンド練習曲ニ長調楽譜
Aパート音源
Bパート音源
通し演奏音源

ナチュラルデクレッシェンド練習曲ホ短調楽譜
ホ短調Aパートのみの楽譜←レッスンではこちらを使います。
Aパート音源
Bパート音源
Cパート音源
通し演奏音源


本当は初期の練習用にゆっくりの演奏音源も用意しなければいけないのですが、
今日はもう時間が無いためもう少しお待ち下さい。


作曲なんていえるものではないですが、今回曲を作っていたら楽しくて楽しくてついつい時間をかけてしまいました。
ホ短調はAパートのみレッスンで使います。
新しいテクニックを学ぶ曲は、長くなく、難易度もそんなに高くないものが良いのですが、
なんだか色々試したくて少し長くなってしまいました。

といってもホ短調は総て合わせて2分弱程度ですが、
Aパートで学んだことを早くクラシックギターの名曲で試して頂きたいです。

きっと今よりギターを弾くことが楽しくなると思います。

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