クラシックギター講師市川亮平のブログ

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zoom RSS 言葉の遣い方の難しさ

<<   作成日時 : 2016/03/27 02:12   >>

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D.アグアドの3つの華麗なるロンド作品2(序奏とロンド)のロンド111小節目の小さい音符の箇所を
大きい音符で楽譜にしました。

アウフタクトを1小節と数えている版も有るようで、その場合は113小節目にあたります。
http://www.ichikawa-cgt.com/rondo111.pdf
生徒さんのために作ったものですが、世界で3人位には需要があるかもしれないで
貼っておきます。

一応運指も書きましたが、これは私が弾くならこうすると勝手に書いたので、
参考にしなくて大丈夫です。


昨年から基礎練習の動画の補足資料を作ったり
楽譜浄書時に主に左指の動かし方の注意点を書きこむ「動作の文章化」を始めました。

更にそれに特化したものとして、左手の上下移動第4段階と言う資料を作りました。
これを作ったきっかけは、カルカッシの25のエチュード第6番の下の画像部分で
赤い音をつなげて弾いて頂くためでした。
画像


曲でこの部分を練習するより、伸ばした2つの和音で練習したほうが
繋げて弾くのに必要な動作を考えながら練習できて良いと思い、
楽譜を作り、その下に必要な指の動かし方を書きました。
画像


結果として上手くいったので、更に色々な曲から難しい運指を抽出し、
必要な動作を書き、汎用的な左手の練習資料としたのが左手の上下移動第4段階です。


この段階で皆様成果は出ていたのですが、
更に発展させ、コンクールに参加する方が弾いている曲で
難しく感じてしまう部分を弾くための、左手の上下移動第4段階資料を作ることにしました。


例えばソルの魔笛の主題による変奏曲を弾いているAさんはこんな感じです。
http://www.ichikawa-cgt.com/hidarite4sample.pdf


これはAさんが魔笛(略)を練習し始め、
表現の妨げになる難しい左手運指の問題を解消するために作った資料です。

別の方、Bさんがこれを練習しても被る部分はお役に立つかもしれませんが、
AさんとBさんでは得意・不得意な指の動かし方が異なるでしょうから
完全な問題の解決にはなりません。


ではどうするかと言えば、Bさん用の魔笛の左手上下移動の資料を作れば良いわけです。


と言うことを始める決心がようやく付きました。
1月から考えてはいたのですが、一人二人ならまだしも、該当者全員にこれを作ることを始めたら大変だろうなー
と、なかなか踏ん切りがつきませんでした。

そして前の記事にも少し書きましたが、そのために毎回かはわかりませんが
ある程度難しい曲を弾く方は、レッスン時に任意で演奏時の左右の手を録画させて頂くことにしました。


そうしないと長い曲は全ての問題点を把握して資料が作れないためです。
もちろん断って頂いても構いません。

その方には楽譜を用意してチェックし、帰ったらそれを見て資料を作ります。
精度が若干落ちるかもしれない程度の差はありますが、できるだけ記憶して頑張ります。

私が動画をチェックする時間が惜しかったからそうしたのですが、
Aさんの魔笛の資料もそうして作りました。


そんな感じで、その方がその曲の左手運指の難しい部分を弾くために
動きを文章化した資料を既に作り始めましたが、
動きを表す言葉遣いと言うのはとても難しいです。


例えば1弦から6弦に指を移動させる動作が必要なとき、
「指を伸ばす」と言うと、10人中5人位の方は余計な力が入ってしまいました。


そこで「指を開く」とお伝えしたところ、力みが減りました。

更に考え、力を抜くと曲がっている指が自然と開くので
「指を開くということは考えず、指の力を抜いてみましょう」とお伝えしたら
余計な力が0ではないですが、皆様ほとんど消えました。


指を曲げるときも「曲げる」ではなく「関節を畳む」と言うと「曲げる」よりも力をいれずに
その動作を行えました。


肩の力を抜くという表現をすると
お腹の力まで抜け、猫背になってしまう方がいたり、
身体の動かし方は思ったよりもはるかに難しいものです。


この数ヶ月で、他にもいくつかそういった言葉遣いを見つけました。

こういう発見は日々の積み重ねでしか蓄積できない、
とても貴重なものですね。

地味ですが、私にとってとても大切なものです。
それも生徒の皆様のお陰です。
ありがとうございます。


昔、教室を開くにあたり、身体の関節や筋肉のことを調べたり、
アレクサンダー・テクニークという楽器演奏をするための体の使い方のメソッドを学ぶために
書籍を買ったりレッスンを受けたりしたのですが、それが今になってようやく実技として身についてきました。


更に追求していきたいので、音楽とはあまり関係ないですが、
最近はスポーツの身体の使い方を学ぶメソッドを勉強し始めました。
ジョギングや軽い運動も始め、調子が良いです。


一つ謝らなければいけないのは、昨年の発表会の前に演奏前後の流れの参考に、と動画を作りましたが、
その中でお辞儀をする時は、背中を伸ばしてと表現していたと思います。


あれは完全な間違いでした。
動画は限定公開なので生徒さん以外はほとんど見ていないと思いますが、
お詫びして訂正します。
申し訳御座いません。
動画を貼った記事にも訂正文を書いておきます。

背中を伸ばすと言う表現をすると、背中を真っ直ぐにしようと肩が上がり、
胸が前に出る動きをする方が多いです。

そうすると肩に力が入り続ける可能性が強いので、
その状態のまま演奏に入ると支障が出るかもしれません。

これは教えて頂いた事ですが、肩の力を抜きつつ姿勢を良くするには、
上半身の力は極力抜きつつ、本当に軽くで良いのでお腹に力を入れます。


肩から先は体にぶら下がっている感じです。

軽くお腹に力を入れて歩くと良くわかりますが、重心が安定し綺麗に歩けます。

勉強すればするほど未熟さが浮き彫りになって、お恥ずかしい限りです。

早く一人前になりたいです。

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