NikonD7000を使ってのカメラ初心者用の星景写真の撮り方

知り合いが一眼レフカメラを買って星景写真を撮りたいということでまとめてみました。

既に上級者の方がまとめたサイトもたくさんあると思うので、
あまり需要は無いと思いますが、
初心者がまとめた、カメラを買ったばかりの方向けの星の撮り方の記事とお考えください。

リンクの許可を頂けたので上級者の方が説明しているサイトをご紹介致します。
こちらはとてもわかりやすく編集の仕方や美しい星空なども載っています。
ウユニ湖行ってみたいなあ。
星の島 Hokkaido Island


まず撮る前の段階として星が見やすい場所の選び方と見やすい日があります。

場所は光害マップという人口の光が強い場所、弱い場所の見られる地図で調べると宜しいかと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/toshiyaarai/12874901.html

日付に関しては月の明かりのない新月を選ぶのが良いかと思います。
2013年は
1月12日(土)
2月10日(日)
3月12日(火)
4月10日(水)
5月10日(金)
6月9日(日)
7月8日(月)
8月7日(水)
9月5日(木)
10月5日
11月3日
12月3日
となっています。
年が変わったらまた次の年の新月を記載しようかと思います。

・必要な物
デジタル一眼レフカメラ 
広角レンズまたはそれに近い焦点距離のレンズ(キットレンズの18mm側でも十分撮れます。)
三脚
レリーズ
カメラバッグ

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今回はカメラはnikon D7000、レンズはシグマの15㎜魚眼レンズ、三脚はSlikF630(2,000円)、レリーズはリモコンレリーズでNikon用ML-L3(1500円)を使用します。
三脚は耐荷重のある3万円より上の物が良いかとは思いますが、
初めてカメラを買ってそこまで手が回らない方にはSlik F740あたりは3千円以内と、安価でそこそこ使えると思います。

但し、望遠レンズを使ったりすると倒れる危険があるのでお気を付け下さい。

また、Slik F740等は三脚にカメラを固定するための雲台(うんだい)が付属されていますが、そうでないものもあるのでご注意ください。
雲台にも種類がありますが、星の撮影では自由雲台と呼ばれるものが向いているかと思います。

レリーズはカメラと直接繋ぐケーブルレリーズとリモコンで電波を飛ばし撮影するリモートレリーズがあります。
どちらかお好きな方を選んで宜しいかと思います。

・あると便利な物
レリーズの予備の電池(200円程度)
カメラの予備のバッテリー(4000円程度)


ズームレンズでの撮影
星と景色を撮る場合、レンズはなるべく広角のものが良いですが広角ズーム等の場合は一番焦点距離の短い設定よりも少し焦点距離を長くした方が周辺の星の流れ等が気にならないかもしれません。
例えばトキナーの11-16mm F2.8だったら11mmで撮るよりも14-16あたりで撮った方が個人的にきれいに写せました。
ただ、焦点距離が短い程、星をたくさん写せる様にシャッタースピードを長く設定できるので
最短焦点距離より1-2mm長くするのがベストかもしれません。



近所の公園で撮影してみました。
・準備
撮影場所に着いたら雲台(三脚にカメラを固定する道具)をカメラ下部に取り付け、三脚にセットします。
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矢印のボタンを回しカメラをライブビューモードにします。
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この様に液晶画面が写ったら、MFにしてレンズのピントを無限遠∞に合せて、できるだけ大きな星にカメラを向けます。
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ライブビューボタンの下のダイアルでなるべく中心に赤い枠を持ってきてそこに星を入れます。
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赤い枠に星を入れたら拡大ボタンを押して拡大していきます。
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拡大してみて少しピントがぼけていたらレンズのピント合わせをします。
できるだけ星が小さい状態になったらピントが合っていると考えてください。
虹みたいなものはD800Eでよく言われているモアレです。
ピントを合わせたらテープで固定したりすると良いですが、後でノリがレンズに残ったりするテープもあるのでお気を付け下さい。
そのうち良いテープをここで紹介します。
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ピントを合わせたら撮りたい構図を決めます。
その後三脚に付いている水平バブルを見て水平になっているか調節しますが、
別で水平調節をするのでしなくても良いです。
風が強いとストラップがあおられて写真がぶれてしまう事があるので、
必要があれば三脚にストラップを巻いておきます。
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こんな感じでカメラを縦にする事も可能なので撮り方は色々探してみてください。
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撮影の設定
簡単に言うと「F値は小さく、シャッタースピードは数秒、isoはノイズが気にならない程度に大きく」です
まずは星が点に写る撮り方です。

ホワイトバランスその他を後で編集しやすい様に
menuボタン→撮影メニュー→画質モードでRAWを選択

撮影モードをM(マニュアルモード)にする

F値:F値を開放(いちばん小さい値)から1/3段~半段絞ります。(F2.8が開放だったらF3.2か3.5にする)

シャッタースピード(ssと省略されることが多いです):6~20にします。
※シャッタースピードは撮影場所や使うレンズによって調整ください。
星が点でなく「-」の様になったら少し撮影時間を短くします。
魚眼レンズだと30秒近くはいけると思います。

ISO(これが大きい程星が写るがノイズも出て来る):800~6400
星が綺麗な場所や街灯がある所では800-1600あたりで撮ると良いかも知れません。
個人的には3200くらいまで上げています。

ホワイトバランス(WB):RAWだと後で変えられるのでとりあえずオートにしていますがお好みで。
青い感じが好きなら電球、黄色い感じが好きなら晴天あたりが良いかと思います。
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水平
このように傾いた残念な写真を撮らないためにもぜひやってみてください。
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カメラのinfoと書かれているボタンを何回か押すと液晶画面に水平が表示されます。
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水平を表す線が緑になるように傾きを調整します。
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・ノイズリダクション
menuボタン→撮影メニューで高感度ノイズ低減と長時間ノイズ低減をonにします。
長時間ノイズ低減は撮影後、シャッタースピードと同じ時間カメラが処理状態になるので連続して撮影したい方やインターバル撮影をしたい方はOFFにしておいてください。

撮影
レリーズモードにしてレリーズのボタンを押して撮影します。
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さいたま市なので明るくて星がほとんどないですが・・・
街灯の光でフレアが出たのでフードを付けています。
カメラ:NIKON D7000
レンズ:シグマ15mm魚眼レンズ
F値:3.2
ISO:800
シャッタースピード:10秒
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明るすぎたのでISOを下げます。
暗い場合はまずシャッタースピードを流れない程度に長くする→更に明るく沢山星を写したい場合はISOを上げるのが良いかと思います。
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星の撮り方のブログなのに星が無いので、最後にホワイトバランスの説明がてら昔撮ったものを載せておきます。
ホワイトバランスはRAWだとパソコンで現像にする時に変更できますのでお好みの処理をしてみてください。

これは昨年摩周湖で撮ったものです。
ISO6400まであげたのでノイズが結構出ています。
電球
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晴天
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自動調整
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下の写真の様なインターバル撮影はこちらをどうぞ
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