クラシックギター講師市川亮平のブログ

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zoom RSS 2018年発表会申込書公開しました

<<   作成日時 : 2018/07/13 22:45   >>

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すでにご参加予定の方々にはお渡ししましたが、破損した場合の予備として、
また、今回は参加を見合わせることになりましたが、ご興味をお持ちの方用にホームぺ―ジのレッスンのページに申込書のPDFファイルを公開しました。
http://www.ichikawa-cgt.com/2018happyoukai.pdf


例年以上に楽譜作り、編曲や作曲、練習動画の作成などに追われてしまい、まだやらなければいけないことはありますが、
ようやく一段落つきました。


まだ習い始めてあまり曲がわからないという方には、曲選びは明るい曲、暗い曲、速い曲、ゆったりした曲などの好みを伺い、それに副った曲をレッスン内やメールでご提案し選んでいただきます。



動画のヘイジュードは今回のための編曲ではないですが、このJ.S.バッハのメヌエットのように可能でしたら皆様の技量に合わせて編曲し、楽譜や練習用音源もご用意します。



このメヌエットは習い始めて7か月の幼稚園年長の子が、予定の曲が早く仕上がりそうでもう1曲追加しようと7月頭に楽譜を作り渡したので、レッスン回数は楽譜を渡した時点で残り6回と不安でした。
メヌエットト長調楽譜
メヌエットト長調楽譜 音の長さの注釈あり


それでかなり前から気になっていた練習のサポート動画を作ることに挑戦してみました。
どんなものかというと、弾き方の説明動画に楽譜も写っているというものです。


そのスタイルの動画は洋楽のコードを練習している中学生がだいぶ前に「こういう動画の弾き方を教えて欲しいです」と紹介してくれて初めて知りました。
外国のギターの上手い方が現在流行っている有名な曲の説明をしながら、画面にストロークリズム譜とコードの押さえ方の図が映っているものです。

著作権的な問題は動画作者様それぞれが責任をもって対処することなので言及はしませんが、この手法は便利だと思いました。

便利だと思ったのですが、こういう動画を見て学ぶ人の内、ギター歴の浅い人は「今この楽譜のこの部分を弾いている」という判断がつくのか疑問でした。


私もレッスンのサポート用の動画はアップしているのですが、押さえる場所を目で見て覚える学び方だと、それに依存して確実に音符を覚えるのが遅くなる、もしくは音符を覚える必要性を学ぶ本人が感じなくなる可能性があると経験してきました。


そのため、初期は動画を見ながら練習することも勧めますが、必ず並行して自作のカード音符を書いて学ぶ教材2つ以上の音符を見て正しく素早く押さえるという練習をレッスン内でも家での宿題でもやってもらい、音符を読んで曲を弾く事に慣れてもらいます。


これは盲目的に五線譜で弾くのが良い、と考えてのことではなく
小さなお子様のお母さまが「将来別の楽器を弾きたいと思ったらすぐにそれに取り組めるように音符を読めるようになるレッスンをして欲しい」といったご要望を下さったり

かなり難しい曲も弾けるがTab譜で練習してきて五線譜が読めなく、とても弾きたい曲があるのにTab譜が存在しないためにその曲を弾けないといった理由でうちの教室にきた方がいたり

将来的に作曲を学びたいという方が、調性や和音の特徴を把握するために五線譜でギターを弾くことを学びたいといらしたときに「最初から五線譜で弾くことに慣れていたら良かった」と仰ったことがあったり

様々な体験をして、音符が読めるようにサポートを徹底することが、
習いに来てくださる方の後のお役に立つ可能性が高いと判断し、徐々にその方針を作ってきました。


五線譜以外にTab譜で学ぶ方もいらっしゃると思いますが、Tab譜についてはリュート全盛の時代から存在する歴史的に重要な楽譜の形態としてその存在に敬意を持っていますし、原曲がリュートの曲でタブラチュアが手に入るならそちらも見るようにしています。
なにより正しいフレットを押さえやすく初心者でも曲を学ぶことができ、ギターの裾野を広げることに貢献している大事な楽譜だと思います。


私はレッスンする立場で五線譜を読めるようにすることを指針の一つに選んだというだけのことです。


そんな訳でうちの教室で動画を使う方は、学び始めて1年くらいの初期の方になるのですが
そういう方々に「今この楽譜のこの部分を弾いている」という判断ができるか、そこが難しいところでした。
例えばこの動画です。

楽譜は画面に映っていますが、そのどの部分を弾いているのか、クラシックギター歴の浅い方、さらに今回の対象である、ギターを始めて7か月の幼稚園生には伝えられないだろうと感じました。


そこで、演奏を遅くし、その音を弾いた瞬間に矢印を表示するようにしてみました。
ゆっくりなら可能だったのですか、通常の速さの演奏で弾いた動画に矢印を入れることは、自分の拙い編集技術では無理でした。


かなりゆっくり弾いていますが、これでも追いつかない場合は画面右下の歯車のマークで演奏速度を0.75や0.5にすれば、更に演奏速度が下がりその音が何かを判断する時間が作れます。
逆に遅いと感じたら速度を速くすればこの曲本来の軽快さを感じられる速さに近づきます。



多少和音で不具合はありますが、参考にする程度なら目的にはかなうと思います。


それで動画制作の方針も固まったので説明動画も作っていきました。

1-4小節説明 
※こちらだけ楽譜が上部にあり、以降は下部にあります。
この動画を作った時点で生徒さんにご意見を伺ったところ、楽譜が下のほうが見やすいと感じたとのご意見を頂戴したため、以降修正しました。


5-8小節


9-12小節


13-16小節


17-22は1-6小節と同じなので割愛します。

23-24小節




このように動画もできて、その幼稚園生も発表会まで残り少ないレッスン回数で弾けるようにサポートできるかと安心していましたが、一昨日レッスンしたらゆっくりですがもう最後まで弾けていました。

とても嬉しいことなのですが、この1曲のための動画製作時間が全撮影40分全編集17時間と恐ろしいことになっていたので、えー、弾いちゃうの・・・てなりました。

ただこのスタイル、ずっとやりたくて、でも時間がかかるだろうなあと躊躇っていたので背中を押してくれてその子に感謝です。

これから時間はかかりますが初心者用の動画すべてをこのスタイルに切り替えていきたいと思います。

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