君だけのキャンバスを

前にも少し書きましたが、中学生くらいからラジオが好きで結構聞いていました。
好きな番組の一つに伊集院光さんの「深夜の馬鹿力」というのがあり、割と最初の頃から当時はMDに、今はradikoに録音して寝る前なんかに聞いています。

冒頭伊集院さんが前の週にあったことを話すフリートークのコーナーがあります。
1年半程前かな、伊集院さんが足をひねって接骨院?に行った時、そこに幼稚園生くらいの男の子とお母さんが居たそうです。

男の子は夢中で働く車の絵本を見ていたのですが、その絵本というのは各ページに指定の車のシールを貼るという作りで「男の子はそういうの好きだよねー」と話していて、それが妙に頭に残っていました。

最近教室に入った小学生の男の子がびっくりするくらい絵が上手くて、その絵を見た時、「これだ!」と突然伊集院さんの話したそのエピソードとその男の子の絵が結び付きました。

そしてダイソーでA4の写真ケースとその子の好きな虫のシールを買ってきて、ケースに背景となる野原のイラストを入れてみました。
写真の右側にあるのがケースです。
各練習がきちんとできていたら、好きなシールが1枚ずつもらえます。
子供はシールを選び、好きなところに好きなシールを貼っていきます。
「かまきりさんはここで向き合ってお話ししていて、かぶとむしとくわがたは戦っててそれをこの木にぶら下がってるミノムシさんが審判してるの!」とストーリーが出来てきて、見ていて面白いです。
絵を描くわけではないですが、キャンバスに自分の世界を描いていくのに似ている気がします。

まだレッスンもシールも始めたばかりですが、その子は1つ1つの練習をしっかりやるようになってきています。
練習できていないとシールはもらえない、という厳しいルールのせいもあるかもしれません。
例えば半音階では「きちんと指先を使って弦を押さえる」、音階では「指先で押さえim交互で音の名前を言いながら弾く」ができていないと2枚シールがもらえないことになります。
大体1回のレッスンで全ての課題がクリアできると5~7枚シールがもらえますので、そのうち2枚が貰えないのは悲しいです。
課題は少しずつ難しくなってきますが、シールのために頑張れるかな、と思います。

全部シールを貼り終えた時のことを考え「次は何が良い?」と聞くと「恐竜!それで虫と恐竜が戦うの!」と言ったので「練習は沢山じゃなくて良いから先生が出した課題はノートを見ながらしっかり練習してね。そうしたら早く恐竜さんと虫さんのバトルが作れるよー」こんな感じで良い流れができ始めました。

猫が好きな女の子は町のイラストと猫のシールで猫の街を、電車が好きな男の子には線路のイラストと電車のシールで夢の列車の競演を、サンゴ礁のイラストと魚のシールで自分だけの南国の海を。
箱庭的で色々な子の嗜好に合わせる事ができるので、千差万別なモチベーションのツボに結構対応できるのではと他の子にも試し始めました。

昨日初めてやった子は2枚しかもらえず、可哀そうでしたがすぐに沢山埋まっていくと思います。
アリさんが丸太橋を渡っているのが好き。


まだ数人ですが結果は良好です。

イラストはこちらの無料でダウンロードできるものを使っています。
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子供たちそれぞれが作る世界を見るのがとても楽しみです。
追記
この子は初回で4枚シールを集められました。
レッスンの最後に課題をクリアできたか確認し、シールを集計するのですが「今日は4枚もらえまーす」というと「やったー」と嬉しそうでした。
真っ先に狼を選んで真ん中へ。

山の主って感じです。
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