北海道星撮りキャンプツーリング6日目後半~世界遺産知床~

まとめ https://ichikawa-cgt.at.webry.info/theme/24b4d613eb.html


皆さんと別れ、時間は充分あるので朝ご飯のおにぎりを食べ知床へ。

グルメ旅もやるはずがコンビニおにぎりとカップ麺ばかり食べている。

一応マルチビタミン&ミネラルのサプリは飲んでいる。

摩周湖知床.png



途中オホーツク海が目の前に突然現れオホーツクブルーと呼ばれる青と潮の香りが心地良かった。

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オホーツク海を見て30分ほど走ると知床へ着いた。

そう言えば途中でお蕎麦を食べた。

前に知人から北海道の蕎麦は長野の蕎麦より美味しい、と聞いて蕎麦好きの私はいつか北海道のお蕎麦を食べたいと思っていたのだ。


せっかくなので評判のお店に行こうと調べたら、ちょうど近くの斜里町にある「らいうん」というお店を見つけ、11時過ぎにそこへ向かう。

このお店は市街から7キロくらい?離れた畑に囲まれた中にあり、前の道も砂利道でみんな良くここを見つけたなという場所にあった。

斜里岳もりというのがグルメサイトでお薦めだったのでそれを頼んだ。

もり700円で斜里岳もりは1,400円なので2.5枚分かなと思ったら来てびっくり、3ー4枚分くらいあった。

写真だとそんなに多く感じないかもしれないがどーん!これが斜里岳だ!と言わんばかりの迫力があった。斜里岳見たことないけど。

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薬味は見た事の無い白いものが添えてあった。

山わさびというものらしい。

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腰がしっかりもっちりしていてツルツルと食べられて確かに美味しかった。

腰が強い蕎麦はツルツルと食べにくいものも多いがその辺が絶妙である。


自分の好きな長野のぼくち蕎麦に似ている。

山わさびは軽く爽やかな辛みで、このお蕎麦に合った。

漢字で書くと山山葵となる。なんか変だ。


単純に好みの問題だが、名店でも麺とつゆと薬味のバランスがぴったりと合うのは中々無いが、ここはそれがちょうど良かった。

なんて通みたいなことを言っているが、私はカップラーメンですら美味しい美味しいと言って食べるのであまり信用できない。

でもらいうんさんのお蕎麦は北海道に来て良かった思い出リストの上位になっているので、近くに行ったらぜひ。

北海道の蕎麦と長野の蕎麦どちらが美味しいかは不毛なので言及しないが、北海道の蕎麦は美味しい!と自信を持って言える。

二時間前におにぎりを2個食べたのになんなく完食してしまった。

まあツーリングはかなりお腹が減るからなあ。

北海道から帰ったら1kg減っていた。

でも体はちょっと締まっていた。


そして知床へ。

知床は北の果てでわびしいというイメージだったがぜんぜん違った。

大きなホテルが立ち並び、賑わっていた。

そりゃあ世界遺産だもんなあ。


セブンイレブンがあり、その手前を右に、坂を上がっていくとキャンプ場はあった。

白樺が映えて、とても綺麗で虫もいなく涼しくて最高だ。

14時頃で西日が差してきていたので、入り口に近い大きめの木の東側にテントを立てる。

管理人さんは頑固な職人か漁師のような風体で少し怖かったが気さくで親切だった。

テントを立てちょうど14時からやっている、キャンプ場から歩いて2分くらいの温泉へ行った。

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500円払って入る。

浴室は洗い場と内湯と露天風呂があり、露天風呂は木々のすき間からオホーツク海が臨める景色の良い作りだった。

ザトウムシという宇宙生命体みたいな虫が居たが、ちょっとどいてねと足をつまんでどかす。

ザトウムシは最初は嫌だったが、よく見ると外見も動きも可愛い。

蕁麻疹は薬のお蔭で痒みは引いたが赤い点々はまだ全身に残っていた。


露天風呂に入っていたら芸人の坂田さんに似た人が入ってきた。

定年退職して今は某県でパラグライダー体験の経営をしているらしい。

坂田氏に負けず劣らずひょうきんで、話術巧みでお風呂につかりながら話し込んだ。

昔羆と出会った時に感じたスリルが忘れられず、熊と出会った昔の話や、また熊に会いたいといったことを情熱的に語られた。

僕は2度と会いたくないなあと思いつつその他にパラグライダーのことなんかも話した。

知り合いの優秀な方がパラグライダー事故で亡くなったらしく「そいつは優秀だから天国行きの試験もパスしたけど俺はできが悪いから昔事故ったとき試験落ちて帰って来ちゃったよぉー」と笑いながら中々難しいパスを出してきたので、「でも受かってたらまた熊に会えませんよー」と言ったら「それは困るなあ」と悩んでいた。

坂田師匠と別れテントに戻って仮眠する。

天気は各サイト曇が多いが一つ21-0時に晴れマークがあったので夜に備える。

17:30頃起きて服を着込み準備をして出発。

エアーマットや寝袋も持っていった。

知床峠で泊まり、朝摩周湖でAさんが言っていた羅臼の展望台に行き、朝日を撮るつもりだ。

お腹は減っていないが、セイコマでおにぎりを一つ買って食べ水を買った。

ウトロ羅臼を繋ぐ道路の他と違うところは反射板が極端に少ない点だ。

急カーブの所くらいしかない。

周りは熊笹に白樺が生い茂り、いかにも熊が出そう。

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知床峠に着くと撮影ポイントを探す。

駐車場と反対の側にある展望台の羅臼側はじにした。



構図やピントを合わせ待機。

気がつくと20時頃まだ多少明るいが天の川が見えた。

知床峠の星はさすがで、今まで見た中で北海道一かなあ。

早速撮ってみる。

DSC_8545.JPG



まだ薄くて空も青いが確かに写った。

やったーこれで今日も天の川が撮れる!と喜んでいたら突然雲が下りてきた。

途端に対面の駐車場が見えなくなる。

まじかと唖然としていると駐車場に来ていた方達が帰りだし独りになってしまった。

怖いなあと一人で待機していると黄色く光る目が。

タウシュベツを思い出し熊スプレーを探す。

熊スプレーの取っ手は蛍光で光るので便利。

でも光る眼は地面から近いし目と目の距離も近い。

道路を横切ったりピヨンピョン移動するので兎かも知れない。


そんなことをしていると、車がまた一台来ては帰り一台来ては帰りしていく。

魚の美味しい所でお酒を我慢して星を見に来たら曇りでこれは辛いだろうな。

そんなことを考えて震えながら待機。

エマージェンシーシートを服の中に入れる。

貼るホッカイロをしてても寒いとは。


21時過ぎにちょっと星が見え出す。


おっ!来たかと思いつゆよけのビニールをレンズから外し、いつでも撮れるように待機。

一瞬だが何度も天の川が見える。

そして10秒おきに見えたり隠れたりし出したのでキャップを外し良さそうなタイミングで撮った。

時間は60秒。

完全に雲が途切れることは無かったが天の川が撮れた。

霧に浮かぶ天の川だ。


おっし!と思って続けて撮ろうと思ったらもう見えない。

でも水谷さんの言っていた曇りなら晴れることもあるさ、と言う言葉を信じていつでも撮れるようずっと待機してて良かった。

その後も似たような状況になるが、車が頻繁に来てヘッドライトがあたり撮れないと言うことが続き残念だった。


まあ同じ星好きの仲間なので仕方ない。

22時過ぎにまた光る二つの目が海側に見えた。

今度は目と目が離れてるし位置も上だ。

熊!と思い身構える。

峠に来たときから熊が来たら、峠のこの柵を盾に熊スプレーをかけようとシミュレーションしていたので落ち着いている。

トイレもあるからいざとなったらそこに逃げ込もうと思っていた。


目はゆらゆら動くには動くが近づく気配はない。

空を見つつ、光る目の方にばかり気が行く。

10分くらいして、ん?となった。

片眼だけになったのだ。

片眼だけつぶった?野生の動物がそんなことするのかなと疑問に思いながら警戒を続ける。

また10分して片眼だけになったり二つになったり、でも近付いてこない。

なんか変だなと思い、そちらに向けて写真を撮るとなんと星であった。

臆病ここに極まれりである。

動いたように見えたのは雲のせいだった。


安心してまた空を見ることに集中。

といっても中々星は出ない。

気がつくと髪はびしょびしょ。

22:30を過ぎ、雲は濃くなるばかりで全く星は見えなくなり、お腹が減り寒いし眠くなる。

寝袋も持ってきたが、なんだかここで寝ると不味い気がして23:00頃帰ることにした。

たった一枚、雲に隠れている部分もあるが特別な一枚が撮れた。

仮に完全な晴天の天の川を撮っても、この一枚の方が自分には価値がある気がする。

写真家の人はこんなことをいつもしているのかと、頭が下がる思いだった。

帰りは水谷さんのギャラリーでBさんに「鹿が出るから夜は帰らない方が良いよ」、と言われたのもあって30km/hくらいで慎重に帰る。

峠のすぐ下に来ると晴れていた。

天の川も見えるが、流石にここで停まってカメラを設定して撮る勇気は無いので我慢する。

途中でとことこあるく子ギツネを見た。

こちらに気がついても構わずマイペースに歩いていく。

可愛い。

キャンプ場近くに来てエンジンを止め押して戻る。

着替えなども邪魔にならないようキャンプ場から離れてして戻って寝る。

大分疲れたので明日はゆっくり休もう。


夜中寒くて寝袋を出して寝た。

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