北海道星撮りキャンプツーリング9日目~糠平湖から厚岸へ~

まとめ https://ichikawa-cgt.at.webry.info/theme/24b4d613eb.html

6時過ぎに起きる。

熊スプレーの効果は左手だけ残っていてジンジンする。

噴射したとき距離的に1番近かったからか。

手袋はしていたはずだがそんなものを気にしないほど効果が強いのか。

小指の突き指は2-3日で治りそう。

昨日の熊スプレーで体が弱ったか蕁麻疹が7箇所増えている。

せっかく薬を飲んで落ち着いて来たのに…

背中の痛みと筋肉痛と握力は少し回復したがまだ痛い。

なんだこの旅は。体ボロボロじゃないか。


旅も終わりが近づいて来た。

三日後の16時に苫小牧に着けばいいので今日は釧路に向かおう。

もう星撮りはお腹いっぱいなので、今度は美味しいものでお腹いっぱいになろうと思う。


上士幌の森林管理局へ行き鍵と許可証を返してから、釧路の山花オートキャンプへ向かう。


釧路.png

有名な市場で海鮮丼を食べ釧路湿原も行きたいなあ。

そんなことを考えながら釧路へ。

釧路は大きな街でびっくりした。


お昼前に釧路の山花オートキャンプに着いた。

かなり綺麗で売店まである立派なキャンプ場だ。

お値段を聞くと入場料とテントサイト代で合計2,000円。

うーーーーん...と迷う。

ちょっと高いかなあ…それに綺麗すぎて自分には合わない気もする。

ここだとゲートがあったりで夜中に出かけにくい。

星はお腹いっぱいと書いたが、貧乏性なので晴れたら隙あらば撮りたい。


調べるとこの辺に他にキャンプ場はない。

ちょっと遠いが厚岸(あっけし)はキャンプ場がいくつかある。

厚岸といえば牡蛎。

夏でも生ガキが食べられることで有名だ。

牡蛎は大好きなので厚岸に向かうことにする。

厚岸.png

山花オートキャンプ場が悪いわけではない。

むしろ施設は立派でファミリーで楽しそうにしている姿が多く見られて、良いキャンプ場だ。

いつか一緒に北海道廻ってくれる人がいたら来ます。


12時過ぎに釧路市街に着く。

釧路和商市場という市場へお昼を食べに向かう。

ここは釧路で有名な観光スポットで勝手丼という、楽しい海鮮丼が食べられる。


勝手丼とは、まずご飯を買い、そこに市場の好きなお店で選んだ具を乗せていって自分好みの海鮮丼を作るシステム。

市場に入ると賑やかで楽しくなる。

DSC_8730.JPG

蟹!蟹!蟹!蟹!

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浮かれてばかりもいられない、お腹が減ったので勝手丼のご飯270円を買い、色々好きなものを市場の各お店で頼み乗せる。

いか、たこ、時知らず(鮭)、鮫カレイ!

中トロ、かに足、花咲ガニ、いくら、特上ウニ、ブドウエビ!

あれやこれやと乗せたら2700円になってしまった。欲張りすぎた。

売り子のおねーさんが「ずいぶんいっぱい頼んだねー、これはおまけね!」とまぐろの中落ちを付けてくれた。

150円のカニ汁も買い、合わせて合計3120円。

まあ山花オートキャンプに泊まらなかった分の贅沢と思えば良いか。

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極上ウニがほんとに極上だった。今思い出してもよだれが出る。


次は厚岸町に行き牡蠣を食らう!


厚岸に来たら霧が凄い。

この辺は霧で有名な霧多布岬もある。

厚岸の筑紫恋キャンプ場はなんと210円。

今までで一番安い。

その割に綺麗でコインランドリーなんかも合って嬉しい。

ただ、鹿糞がぽろぽろある。

まあこれはどこもけっこうあるか。

DSC_8734.JPG

テントのそばにバイクを置けるのも嬉しいが、今夜は天の川とCDリベンジなので駐車場入り口にCDを待機。

テントを張りお風呂へ。



喜楽湯と言うところに行く。

温泉では無いが昔ながらのラジウム湯と小さな薬湯がある。

こういう銭湯はとても好きだ。もちろん近代的な銭湯も好きだ。

お風呂は全部好きだ。


タオルは無料レンタル、シャンプー、リンスは必要な量を容器に入れてもらえた。とてもサービスが良いなあ。

裸になると蕁麻疹が増えたのがよくわかる。

何故こんなことになったのかようやく分かった。

手をお湯に入れるとめちゃくちゃ痛いのだ

これは手袋に熊スプレーが染みこんで、運転中手がそれに反応してそこから全身にいったのだろう。

何故気がつかなかったのか。

アレルギーは免疫の暴走というが、その状態を薬で抑えていたのに更に強烈な異物に触れまた暴走したのだろう。

とりあえず手袋は洗おう。

ゴアテックスのジャケットが大丈夫だったが、それは来るときの霧でスプレーの成分が流れたからだと思う。


喜楽湯は湯船が丸くて面白い。

霧で冷えた体が温まる。


お風呂からあがってこのあたりで星が見られないかきいてみると、番台のおねーさんがわざわさ知り合いに電話してまで調べてくれた。

これまでの旅と合わせて北海道の方々のホスピタリティに感動する。

なぜ見ず知らずの自分にここまでしてくれるのだろう。

これまでも、鹿追町の親子はご飯をくれたり、キャンプ場の方は天気を調べてくれたり、層雲峡のホテルは時間外なのにサウナの時間を早めてくれたり、摩周湖ではにわか者の自分も写真談議の中に温かく入れてくれたり、そして今回だ。

自分も見習わねばと心に刻む。


そんなことを考えていると一緒にお風呂に入っていた方が出てきた。

牡蠣の漁師さんだと紹介して頂いて、「牡蠣を食べに来ました!」と言うとやっぱり秋から冬が一番だなあと言っていた。

「でも夏でも食べられるなんて凄いですよ!」と言うと嬉しそうだったが、「段々温暖化で海水温もあがってきて生態系も変わってきているんだ...例えばたまにブリなんかもここで捕れるようになったんだよ」と少し悲しそうに言っていた。

海水温の上昇や生態系の変化は長いスパンの話だがいつか牡蠣が夏に食べられなくなったら悲しいなあ。

その漁師さんがとったものが食べられるかはわからないが、明日の牡蠣楽しみにしてます!と言って別れた。


その後番台の方が探してくれた場所へ下見に向かう。

19km離れた場所で20分ほどで着く。

濃い霧の中を進むと突然霧が晴れる。

不思議な感じだ。

空の下側に雲はあるが上は晴れている。

いけそうなので今夜は仮眠をとって21時過ぎに出よう。

帰って買ったサンドイッチを食べ準備をして仮眠、しようとしたら外からパッカパッカ走る音がする。

もう驚かない。奴らだな、わかってるってハハハと外に出るとこれである。

DSC_8735.JPG

何匹いるでしょーか。

多すぎだろ!

あと霧濃すぎ。


糠平湖や阿寒湖の鹿とはちょっと違う気がする。

そう言えば銭湯の方がここのは野生の鹿ですぐ逃げると言っていた。

阿寒湖のは全然逃げなかったので町の鹿なのかな。


もう慣れたよ君たち、とテントに戻り寝る。

周りの木々の葉がぶつかっている音がとても落ち着く。


ここは人も少ないし良く眠れそうだ。


起きたら21時頃。

支度して向かう。

天気予報は22時から晴れだ。

霧がすんごい中進む。

ヘルメットのバイザーにつく水分が知床よりずっと多い。集まって大粒の水滴になって垂れる。

霧が濃いというのはこういう事か。


霧が晴れたところまで行くと残念雲がもう出始めていた。

とりあえず向かうが無理そうかな。

上尾幌の目的の場所へ到着。

曇りだが少し星も見える。

待機する。


ここは牧場が近いので虫が多い。

嫌な予感がする。

診療時お医者さんにアナフィラキシーショックが怖いと言われた。


まあそうそう無いよなあとは思ったが、今の自分は運が絶不調である。

1時間待って晴れなかったので、残念だが帰ることにした。

せっかく調べてくれたのに銭湯の番台のお姉さんごめんなさい。

明日の襟裳にたくそう。

帰って寝袋にくるまって目を閉じるとどぉん!と定期的に鳴る音がする。

波が岸壁にぶつかる音かな。

木のサラサラという音は止んだが、今度はこの音が心地良い子守歌になったzzz

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