2重奏の練習

本日も体温36.6度で元気に過ごしています。
そろそろこのご報告も不要かもしれません。
今後は体調に変化がありましたらお知らせすることに致します。
皆様ご心配、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした。
今後も不要不急の外出は控え、自粛に努めます。

2月くらいからレッスンで短い曲を使っての2重奏の練習を始めました。
これを始めるに至った経緯をどう説明していけばいいのか…。

レッスンで不確かな運指や弾き方があった場合「12小節目からもう一度弾いてもらっても宜しいですか」とお伝えし、確認をすることがあります。
そうすると、これがすぐできる方と「すみません、もう少し前から弾いても良いですか」と弾きやすい所から弾く方に分かれます。
別に弾きやすい所から弾いても良いと思っていたのですが、上達の速い方、コンクールや発表会等の本番でミスが少ない方は前者になります。

この違いはなんだろう?と不思議でした。
どの小節からでも弾けるくらい弾きこんでいるから、というのが浮かびましたが練習量は結構あるのに指定した小節をピンポイントで弾けない方、本番でもミスが多く演奏が崩れる方もいます。

それで理由をずーっと考えていたのですが、試しに「時間がかかって良いので小節を指定してピンポイントでそこを弾く」という練習をレッスンで開始しました。
これを始めてようやくわかったのですが、ピンポイントで弾けない人は1回曲を弾けるようになると楽譜というか音符を見ずにすぐに指癖だけで弾き出している方のようです。
まあ気持ちはわかります。
特にお子さんは楽譜を見て弾くのがめんどくさいーとなりがちです。

だから小節を指定しても楽譜がすぐに読めなくなっていて、わかりやすい所から弾かないと弾けない、とこうなっているようです。

一方、指定した小節からすぐに弾ける方は指が慣れても楽譜をある程度思い浮かべてなぞっているようで、指とフレーズをすぐに一致させられるようです。


これで上達の差がでるのはわかりやすいです。
楽譜と共に練習する人は、楽譜の構成や曲の流れを把握しているためフレーズの理解や運指の正確性、拍や音型等様々な要素を言われたらぱっと取り込めます。

舞台でのミスの差は運指と、緊張による記憶が飛んだりパニックになった時の対処法の違いというのにあるんじゃないかと推測しました。
お子さんに多いのですが、いつの間にか教えた運指が変わっていて「弾きにくい、ミスするのも仕方ない運指」である日弾いている事があります。
もう日常茶飯事なので、レッスンでかなりしっかりその辺は見ていますが、それでも抜け落ちてしまうことがあります。
それがミスにつながっているというのが一点。

もう一つは舞台で緊張して記憶が飛んだりパニックになった時、指癖だけで弾く人は割ともう解決策がありません。
あわわわとなりながら弾くしかないです。

楽譜と共に練習してきた人の中で練習の密度の濃い方は、頭の中で楽譜が映像のように流れると言います。
実は私もそうです。
完璧な楽譜ではないのですが、弾きながらそういう映像?みたいなものが浮かんで進んでいきます。
この動画と似ているかもしれません。


そういう状態で弾くと記憶が飛ぶことはかなり少なくなり、パニックになっても浮かぶ楽譜通りに弾こうと頑張ってなんとか最小限のミスで済む、こういう事かなと。
推測なども多いので理解して頂けるかは自信がないですが。

せっかくだからみんな楽譜と共に学ぶ人になってもらおうと、「小節を指定してピンポイントでそこを弾く」練習を毎回やることにしました。
始めたばかりでしたが1月の発表会がみんな良い出来だった理由の一つがこれだったと思います。

この練習を進めて行くと更にできる人とできない人の違いがわかりました。
アンサンブル経験が有るか無いかです。

アンサンブル、合奏の経験が有る人はまだそこまで難しい曲を弾いていなくてもこれができます。
アンサンブルだと「8小節目からもう一回合わせてみよう」といったことがしょっちゅうあるのでそれで鍛えられているのだと思います。
それから自分のパートだけでなく別のパートも把握しなければいけないので、楽譜を見る視野が広いと感じました。

じゃあもうみんなアンサンブル経験をしてもらおう!お子さんの中にはクラシックギターが弾けるという事で学校のイベントでギターパートで合奏を頼まれる子もいるし、最近中学のギター部の子も入ってきたしやっちゃおう!
そういった理由から2重奏のレッスンを2月ころから取り入れました。
この流れをご理解頂けると良いのですが、考えが変わっているというかもっとはっきり「馬鹿なの?」と言われたこともあるのであまり自信がないです…
別にもうそれは自分の中で消化しているので落ち込んではいないです。
はい!割と馬鹿です。

まあそんなこんなで私と生徒さんで弾く2重奏をレッスンに取り入れました。
合奏のためというより独奏の向上のためです。
しかし、基本的にうちの教室は独奏を習いたくて入ってくる方しかいません。

皆様の貴重なレッスン時間のうち、2重奏にあまり時間を割かなくても良いように短い曲を選んだり曲の一部を切り取って練習するようにしました。
時間にすると演奏や説明も含め1回5分くらいだと思います。

曲は2重奏初心者用にきらきら星とアルペジオを分割したもの
慣れてきた方にはコンドルは飛んでいくの最初のフレーズと大きな古時計をまずは提案致しました。
この注意点や練習方法を書いた資料も参考にしながら練習して頂きます。
注意点はまた進めて行き修正すると思います。
曲も随時追加していきます。

動画も用意しているのですが、まだ始めの説明ときらきら星しかありません。
出来次第ここに貼っていきます。
音声が小さくて無理やり編集ソフトで上げているので音割れがあります。
大変申し訳ございません。


始めの説明



きらきら星1st.練習説明演奏



きらきら星1st.演奏



きらきら星2nd.練習説明演奏




きらきら星2nd.演奏


このレッスンを始めてわかったのはかなり難しい曲を弾く人でも意外と拍を数えられていない、休符をきちんと取れないという事です。
それが改善されたら間の取り方も上手くなり、更に雰囲気のある演奏ができるのではないかと思います。
これを行うことで、皆様の上達に更に貢献出来たら嬉しいです。

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