5月6日までスカイプレッスンが無料な理由

ウェブリブログの仕様が変わって、記事に気持ち玉というのを付けたり付け忘れたりしていますが、この記事についてあの記事についてないというのが起こるのは私のうっかりです。
他意はないのです。

現在5月6日までスカイプでのレッスンを何回でも無料で行っております。
皆さん何度もレッスン料をお支払いします、と仰って下さりその度に無料で良いですよー、と説明をしてきました。
社会生活において、本音と建前というのは重要だと思います。
社会の端っこに引っかかっている私においても同じです。
が、私は建前を言うのが上手くなくどうも相手に伝わりにくいため、無料の理由の本音の部分を書いてしまうことにしました。


理由は複数有ります。

・理由1 
1年程レッスンを受けている小学校低学年のお子さんがいます。
進度は普通の子より少し遅いかな?という程度です。
その子のお母様から「家で全然練習しないんです」というお悩みを少し前から聞いていました。
レッスンは真剣に取り組んでいるのですが、家での練習の習慣・ペースが作れないということが問題のようです。

その後色々ありましたが、そこは省いて最終的にギターに関わる時間がお母様にもお子様においても幸せではない状態になってしまっていると、責任を感じました。
そんな時今の状況が訪れ、私も時間やスカイプでのレッスン経験もあるので
「それではレッスンではなく、スカイプで私と一緒に毎日練習するというのはいかがでしょうか。」
「疲れたらそこで終わり、その日気分が乗らなければ休み。とにかくお子さんが練習するペースをみんなで作ることを目指しませんか」
「1ヵ月それをしたら、私がいなくても一人で練習できるようになるかもしれません」
と提案致しました。
そしてスカイプを使ってほぼ毎日の練習を開始。
楽しくなくては毎日なんて続かないと、いつもよりハイテンションで頑張りました。
その結果既にその子は一人でも練習できるようになり、このJ.S.バッハのメヌエット(初心者用に一部を切り取っております)をテンポ60で止まらずノーミスで弾けるようになりました。
ノーミスで弾いた時、お母さまもお子様も嬉しそうでやって本当に良かったです。
演奏は0:30くらいから始まります。
この練習のペースを作るというのは他の方にとっても必要だと思います。
そのために毎日や3日に1度習いたいというなら喜んでお手伝い致します。

スカイプレッスンは1時間2,500円で生徒さんの中で必要な方のみに行っていましたが、仮に1ヵ月毎日これを行うと、30日として合計75,000円かかります。
高すぎます。毎日ということで割引して1時間1,000円でも30日行えば30,000円です。
正直その子が練習のペースを作ってくれ、長く、できれば大人になってもギターを弾いてくれればそれで満足という事もあり、約1ヵ月5月6日まで完全無料にしました。
お母さまも最初は何度も料金を支払いますと言って下さいましたが、最終的には受け入れてくださいました。

そして公平を期すため、生徒さんでご希望の方には5月6日までスカイプレッスンを何度でも完全無料で行う決定をしました。
Aさんから料金を頂き、Bさんは無料でという事は私の職業倫理に反しますので、どうか汲み取って頂ければと思います。

5月6日以降自粛が続くようでしたら、その時はスカイプレッスンを通常の価格(1時間2,500円)で続けていく予定です。
もしこのレッスンが有用だと感じたらお申込み頂ければと思います。

・理由2
特に、小さいお子さんは学習のペースが遅いです。
これは仕方のない事で、大人になる過程、学校の日々の授業や受験を経て成長と共に学習能力が向上していきます。

レッスンでは基礎や読譜の勉強なども技術と共に勉強して頂きますが、発表会があれば曲中心になってしまい、例えば音の長さの勉強や基礎練習をレッスンで行えず自主的にして頂くことになります。
ある程度の年齢の方でしたら、一人でも資料を渡せば勉強できますが、小さいお子様はそれが難しいです。
発表会が終わったら、そういう部分の勉強もまた行っていきますが一度期間が空くと後退し、それを取り戻すのに時間がかかります。
そういう事があるため、まとまった休みなどに知識や基礎練習を集中して行い、貯金を作っておきたいと常々思っていました。
今がその時かなと。

ここまで書いても無料にする理由にはなりませんが、上記のような状態になるのは私のレッスンの進め方や構成が悪いのではないかと、戒めの意味を込めて一定期間ですが無料にするべきだと感じました。
今後その様な事の無いように改善していく所存です。

・理由3
生徒さんからは先生と呼んでいただいておりますが、先生と呼ばれるに足るには努力していないといけません。
先生と呼ばれる人は何かを教えたり、誰かの行動の指針を示したりしますが、私にとってはそれがレッスンでクラシックギターの弾き方を教える事になります。
何かを伝えるというのはただ知識を押し付けるだけでなく、相手に伝わりやすいように、詰め込みすぎてストレスにならないように伝え方を工夫しなければいけません。
そしてそれは伝える事をやめればすぐに錆びついてしまいます。

例えば「指を曲げる」というとそれだけで力んで指が動かなくなってしまう人がいます。
そういう人に「関節をたたむ」というと、力まず指を曲げることができたりします。
そういった相手によって変える微妙なニュアンスの使い分けは大事な能力で、長期間レッスンを行わないと忘れてしまうことがあります。

また、今日は生徒さんが疲れているなと感じたらいつもより少し伝える内容を控えたり、この子は今盛り上げるとモチベーションがかなり上がるなと感じたらそれをします。
こういった事も相手になるべく負担なく、楽しく学んで頂くためにとても大事な能力で、私はこれも衰えさせたくありません。

だから取り合えず5月6日まではレッスンを入れられるだけ入れて普段より鍛えてしまおうと思いました。
自分の能力向上にご協力頂くわけですから、無料にした方が良いかと。

・理由4
これはごく一部の方のためです。
私のレッスンで左手の脱力と手のコントロールを学ぶ基礎練習の最後の3つに左指の上下の移動の練習ポジション移動の練習左手のまとめの練習というのがあります。
http://www.ichikawa-cgt.com/file.htmlに動画も載せております。

これは脱力の練習ともう一つ、相手の手を自分の手と同じ様にしてレッスンの効率化を図ろうというのが目的です。
「相手の手を自分の手と同じ様にする」というのは、私がこういったらその相手は私の手や指と同じような角度で動かせ、力まず関節を開閉し、左手の重みで弦を押さえる事ができる様になる、という事です。
これができない人は1から10まで一連の動きをお伝えしなければいけませんが、できる人は1か2説明したらそれが出来てしまいます。
うちの教室で何年も習っている方は
まず右指のパターンを変えて各音階(ハトニイホヘ長調)
カルカッシやタレガ、ソルのエチュード1,2曲
課題曲
とやる事が多く、また、曲も長い曲になってくるので細かく見ていくにはある程度効率が必要になってきます。
なので生徒さんには、こうしてみましょうと言われたらぱっと弾けるようになって貰う必要があったのです。

とはいっても早くて小学5年生になればこれはレッスン内で身につけていけます。
実は今、時期的に小学3,4年生にこれを教えなければいけなく、それにはレッスンの間隔が短いほうが良いのです。
一応小学3年生2人に身につけてもらった経験はあるのですが、まだまだ経験が足りません。
だからその練習がしたかったというのがあります。
練習相手になってもらうのですから、料金は頂けません。

・理由5
これは凄い建前っぽいんですが、子供達は学校が休みなので退屈していたり、ストレスが溜まっているのではないかと。
それを解消するお手伝いができる状況に自分はいるのではないかと思いました。
私は今まで様々な方に助けられ、幸いにもこの仕事を続けられていますが、お世話になった方々に全く恩返しができていません。
せめてこういう形で、次の世代にその時のお礼のようなものができたらという事で無料にしました。

・理由6
先日、生徒さんの中に新型コロナウィルスの陽性反応が出た方がいらっしゃいました。
その際皆様に多大なご心配・ご不安を与えてしまったお詫びというのも大きな理由の一つです。

以上が5月6日までスカイプレッスンを何度でも無料とした偽らざる理由です。
こういう事を書いても良いものかギリギリな感じです。
これで納得して頂けると良いのですが、ダメだったら…どうしようかな…


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